人に一生ついてまわるのは歯磨きもといデンタルケアですね、私も虫歯になりやすい体質で子供の頃から虫歯に悩まされていて、言い方は悪いですが自分よりも生活習慣が悪そうなのに虫歯になっている様子がない友達をうらやましがっていました。
ひどい時は一時間ほど闇雲に磨いていましたがそれでも虫歯になり、現在までに2本の歯の神経を抜いてしまいましたが、デンタルケアの習慣を確立したここ数年は新たな虫歯の診断は無く、歯科検診でも磨き残しはほぼ無いと毎回褒められています。
そんな虫歯と歯周病を予防するデンタルケアの5種の神器『ピセラ B-20M』『糸ようじ』『アセス』『ジェルコートF』『マウスピース』と、私が実践している歯の磨き方を紹介します。
まずは歯間ブラシ『糸ようじ』と歯磨き粉『アセス』で軽く歯磨き
仕上げ磨きの前に、フロスと軽い歯磨きで大きな汚れを落とします。私は洋画でよくある長い糸のフロスは糸にベタベタ触るのが嫌なので、歯間ブラシの糸ようじを使用しています。その後は歯ブラシに薬用歯磨き粉のアセスを少しだけ付けて歯茎のマッサージ感覚で1~2分間だけ磨きます。
アセスは強い殺菌効果を持ち、歯周病予防に効果的です。そのぶん刺激が強いので長時間口に留めていると良くないかもしれません。アセスを使用した後は口内がとてもスッキリするのでその点もオススメです。
アセスについてもう少し詳しくまとめた記事を書きました。
アセスは歯周病と口臭のケアに効果があるオススメの歯磨き粉歯ブラシはルシェロの『ピセラ B-20M』がおすすめ
この歯ブラシはヘッドがコンパクトで、口の奥まで難なく入れられます。それだけじゃなくブラシの毛にも工夫があります。まずはヘッド先端の毛が少し長いうえに、毛先が集中して三角の形になっているので、奥歯や歯の裏側を丁寧に磨きやすくなっています。
ヘッド中央から後ろの毛に関しては、長い毛と短めの毛が混合されており、表面から歯間までメリハリのある口腔内の隅々に入り込んで磨ける構造になっています。
歯の磨き方は全体を何ヶ所かに区分して、時間を計りながら磨くこと
私の歯の磨き方は、まず歯の全体を18ヶ所に区分します。上/下・前/右奥/左奥・表/裏/表面(噛む部分)の2×3×3という感じです。そしてストップウォッチを見ながら各1分ずつ磨きます、なので計18分かかります。長いですが現代ならスマホいじっていればすぐです。
20分近く磨くと聞くと大抵の人は驚きます(歯科医師も驚きます)が、虫歯になりやすい人はこうでもしないと虫歯になってしまうのでその苦労を分かっていただければと思います。
『ジェルコートF』はフッ素の濃度が高く、研磨剤が不使用のオススメな歯磨き粉
この18分の仕上げ磨きに使う歯磨き粉がコンクールの『ジェルコートF』です。フッ素の濃度が高く虫歯予防に最適で、研磨剤不使用なので長時間磨いていても歯への影響が大きくありません。発泡剤も無配合なのでたっぷり付けて磨きます。
ただジェルコートは数年前の商品基準では上限ギリギリのフッ素濃度だったのですが、少し前にフッ素濃度の上限が引き上げられ、それと共にアップデートしてジェルコートより濃度が高い商品がたくさん出ております。シュミテクトやチェックアップがポピュラーでしょうか。
個人的には発泡剤がなく長時間磨いていられるジェルコートFで不満は無いので使い続けていますが、最高濃度のフッ素がいいという方は現在の基準に合わせた歯磨き粉がおすすめです。
歯医者で作る『マウスピース』を付けて歯ぎしりのダメージを軽減
歯ぎしりは顎だけではなく歯そのものへのダメージも深刻なようです。歯ぎしりで表面のエナメル質が磨耗してしまうとの見方もあるうえ、私個人の体験談では、神経を抜いた歯の根が折れて抜歯した事があるのですが、歯ぎしりも原因の一つかもしれないと歯科医師に言われました。
マウスピースは歯医者で5000円程度で作れます。メンテナンスも大変ではなく朝起きたら歯ブラシに何も付けず、水でゆすぎながら磨くだけでいいと歯科医師から言われました。1~2年は持ちます、だんだんと穴が空いてきたりするので適当なタイミングで作り直しましょう。
おわりに
上述した内容は夜寝る前の歯磨きで、私は朝食後にもアセス→ジェルコートFで計10分弱の歯磨きを行っています。なので一日40分程度のデンタルケアになり金銭的なコストもそれなりですが、歯医者に行く時間と抜髄などの大きな治療の負担などを考えると全く苦になりません。
この記事が虫歯に悩む人の一助となれば幸いです。また別の機会に私が経験した歯の移植の事も書こうと思います。
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