ウェスティとはどんな犬か
ウエスト・ハイランド・ホワイトテリア(通称ウェスティ/ウエスティ)という犬種の子犬を飼い始めたので、ここ最近は犬に関するブログ記事が続いていますが、今回はこのウェスティとはどういう犬か、飼いやすさ等をまとめたいと思います。
ウエスティはスコットランド原産で、スコティッシュテリアやケアーンテリアの変種で白い毛の子が生まれていたのが始まりのようです。その後アメリカにも早期に輸入されて人気を博しました。
購入方法は主にブリーダー
イギリスでは人気の犬種ですが、日本においては希少ではないもののポピュラーな飼い犬でもないので、ペットショップや里親の譲渡には出難いでしょう。
繁殖しているブリーダーさんは関東および関西にそれなりに居ますので、そちらからの直販がメインの購入方法です。2019年の購入時~2020年現在の価格相場は20万円後半~30万円代です。
私達もパートナーが連絡を取って下記サイトで購入しました。販売中の子犬が居なくても、出産情報や予定の確認の連絡を取ることができるのでオススメです。
参考 ウエストハイランドホワイトテリアの子犬を探す|専門ブリーダー直販の子犬販売【みんなのブリーダー】性格は我が強くて物怖じしない甘えん坊
まだお迎えして1ヶ月が過ぎた程度ですが、テリアらしい性格と言われる我の強さがあります。
やんちゃで好奇心旺盛なため飛んだり走ったりじゃれて甘噛みしたり、気を引く為かと思われるイタズラをします。うちの子も私達の目線の先のテーブルに前足をかけて気を引いてきます。散歩では拾い食いに気を付けましょう。
うちの子は子犬なので、まだ性格が確立されていないと思いますが、人や他の犬にもあまり物怖じせず尻尾を振って向かっていきます。
この物怖じのなさが吠えなどの攻撃性に繋がる場合もあるようで、我の強さも相まって躾の大変さがあるものの番犬向きです。
大げさに褒めても強く叱っても割とケロッとしているので躾には根気が必要です。ただ頭が悪いわけでは無く、個体差はあると思いますがご褒美のオヤツを絡めてトレーニングすると覚えが早いです。
以上のことからペットとしての飼いやすさでは初心者向きではありません。しかしこれでもテリアの中では陽気で人懐っこい方みたいです。
マイペースな性格なので、名前を呼んでも素っ気ない態度を取られる時が結構ありますが、根っこは甘えん坊なので眠い時やリラックスしている時は、脚に乗ったり寄り添ってくる非常に可愛い一面もあります。イタズラやじゃれつきも甘えの一部ですね。
マイペースですが感情表現が乏しい訳ではなく、起床時や帰宅時には大喜びで出迎えてくれる憎めない奴です。
運動量は多め、完全な室内飼いは難しい
テリアは小動物の狩猟の為に品種改良された犬種なので、散歩などの運動は多めにして発散させてあげましょう。生涯室内飼いでべったりまったりとはいかないと思います。
引っ張り合いやボール遊びが大好きなので、スキンシップやトレーニングも兼ねてにたくさん遊んであげるとよいでしょう。
皮膚疾患が心配な犬種
ウェスティはアトピー性皮膚炎などの疾患を発症しやすいので、ブラッシングやシャンプーの衛生面、フードの質を気にかける必要があります。うちの子も頻繁に足を舐めてはよだれ焼けになっているので靴下を検討しています。
他にも幼少期に顎の発達障害を発症する可能性がある犬種のようです。
長毛種で寒さには強いものの暑さには弱いので、夏場の散歩や冷房の温度管理に気を付けましょう。前述の皮膚疾患もあるので湿度管理も必要です。
特有の可愛さで飼い主を魅了
上述したように、皮膚疾患や躾の不安、長毛種なのでトリミングや夏場の温度管理といった手のかかる子ではありますが、白くてふさふさの毛にクリクリの目というビジュアルの愛らしさに加え、やんちゃさや甘えん坊など様々な一面を見せてくれるウエスティは独特のチャーミングさを持っています。
この犬種のファンも何気に多いようで、散歩させていると「ウェスティちゃん♪」と犬種を名指しで声をかけてくれる人も居ます。
初めてのワンちゃんという点もありますが、私もお迎えしてからこの子につきっきりで色々な意味で目が離せません。
飼う犬種に悩んでいる方は是非このウエスティも検討してください、いずれ日本にブームが来てウェスティだらけになればいいなと思います。