子犬を飼う準備をしよう、お迎えセットとして用意する物

子犬を飼う時に用意する物をまとめました。

お迎え後に慌てないために

今回は子犬をお迎えした経験から、必要だと感じた物、あらかじめ用意していると良いオススメグッズを紹介していきます。

ケージ・サークル

最優先なのはパピーの棲家となる囲いですね、ワンちゃんに提供できる最大限のスペース分の物を惜しまず用意しましょう。

ケージの場合は、トイレスペースに仕切りが付いているものや、拡張ができるタイプのものがオススメです。ケージ飼いはワンちゃんの成長につれて狭くなったり、ケージ内でのワンちゃんの動線に仕切り無しでトイレが存在すると、興奮して暴れてる際にうんちを踏んでケージ中を汚す可能性が高いです。

お迎えした経験から、小型犬の飼育における最良は連結するタイプのペットフェンスによるサークル飼いです。寝床とトイレを離したり、動線ではない所にトイレを置けたりと自由自在なのでトイレトレーニングの難易度が下がるからです。

犬は本能的に寝床から離れた所で排泄をしたい生き物なので、本来ケージ内に寝床とトイレが隣接するという環境はあまり望ましいものではなく、トイレトレーニングの難易度が高いようです。

キャリー・クレート・カート

こちらもワクチン接種や、ワクチン前のお散歩時に必要です。犬は本能的に狭い場所を好むので寝床や避難場所として使う事もできます。乗用車を持っていない方はカートやキャスター付きのキャリーがあった方が移動が楽になり、またカートだと新幹線などは乗車拒否されるおそれがあるので、いざとなったら手で持ったり肩に掛けられるキャスター付きキャリーバッグの方が良いかと思います。

大量のタオル

子犬はとにかく汚れますし汚します、タオルはいくらあっても困りません、掃除だけじゃなく寝床代わりにもなります。

アルコール・重曹・クエン酸・ハイターなどの掃除用品

とにかく汚れるのでこれらの洗剤を用意しておきましょう。重曹は布製品の下洗いや、犬が口にしても問題ないのでオモチャを洗うのに使えます。クエン酸はおしっこのアンモニア臭に効果があり、こちらも犬にとって安全です。アルコールとハイターはうんち等でひどく汚れて衛生面が気になる部分に使えます、これらは犬を遠ざけて使用してください。

ベッド・ブランケット

犬用の寝床を準備してあげましょう。だいたいの犬は商品タグを噛むのが大好きなので切り取ってもよいです。また、子犬のうちはうんち・しっこ・嘔吐物で汚したり、噛み癖によりベッドをかじって綿を取り出したり、ボア素材のようなもこもこのブランケットはもこもこを齧り取ることがあるので、シンプルで頑丈な物または安価な使い捨て要員を使いましょう。プラスチック製のベッドもあります。

トイレトレーとトイレシート

トイレシートはあまり安いものだと吸水性が悪く、おしっこを吸い取り切れなかったりするので、それなりのものを選びましょう。私の買っている無難なシートは標準サイズで100枚1000円弱です。ドラッグストアの徳用シートを買ってみたら酷く吸水のキャパシティが少なかった経験があります。

トイレシートを破くイタズラをよくするので、どうしても気になる方はシート部分にカバーが付けられるものを買いましょう。

うんちが臭わない袋

商品名そのままです、少々お高いですが本当に臭わないのでオススメです。

ウェットティッシュ

ワンちゃんに使うものはノンアルコールのものを用意しましょう、また通常のティッシュや薄手のものだと、遊びと勘違いしたワンちゃんに簡単に噛み千切られて飲み込んだり遊び道具にされるので、手放さず叱って「チョウダイ」ができるくらいの耐久性がある厚さのものがよいです。

犬用の食器

ペットショップで売っている底があるものを用意しておきましょう、台などで位置を高くできるタイプのものは、食べる時の首の角度を緩やかにできてゲップや嘔吐防止になります。

ドッグフード

お迎え直後は環境変化による犬のストレスを考え、それまで食べていたフードをショップやブリーダーに確認して与えた方が無難です、変更する場合も前のフードと混ぜながら徐々に変更しましょう。成長過程や犬のサイズによってフードの種類は変わりますので、きちんとワンちゃんに合ったものをあげてください。個人的にはアカナのフードがオススメです。

はかり

給餌する量はしっかり管理しないといけないので、無い場合は用意しておきましょう。

おやつ

おやつは日常的なご褒美にあげる物と、特別な躾の時にあげるスペシャルなご褒美の2種類を用意するとよいです。日常的にあげるものは多めにあげても平気なヘルシー志向の犬用せんべいなど、割ってさらに小分けにできるものが良いと思います。

水飲み用の給水器

ケージやサークルに取り付けて、先端のボールを舐めて飲むタイプの商品があります、こちらはこまめな補給の必要がありませんが、犬にとっては一度に飲める量が少ないです。散歩の後などたくさん水を飲ませたい時のために、通常の器も用意してあげるとよいでしょう。

お水は結石の予防に硬度(ミネラル)が低い軟水を用意してあげましょう。60mg/L以下がベストです。

おもちゃ

飼育方針によりますが、最初から様々な種類のものを用意してあげればよいと思います。ぬいぐるみ・ボール・紐・革・ゴム・木など沢山の形状と素材があり、よく遊ぶ好みのおもちゃが絞られてきます。

マット

フローリングは滑るのでワンちゃんの足腰を守るためにも必要です。ただ子犬のうちはマットの感触をトイレと勘違いする可能性もあるので、はじめはケースバイケースで設置しましょう。丸洗いできる撥水製のペット用マットがよいでしょう。

ハーネス・リード

散歩用品は装着を含め、早めに慣れさせておきたいので、散歩デビューが先でも用意しておきましょう。首輪は着けやすいものの首の負担が怖いのでハーネスがオススメです。

これらに限らず服や靴下・靴といった物も、すぐに着させる予定は無くても、着る事やアイテム自体に慣れさせる事は可能なので出来る限り早く準備すると良いです。

すぐはいらないが、あったら良いもの

櫛・ブラシ・爪きり・歯磨きのケアグッズ

こちらも服などと同じく、すぐには使わなくても慣れさせる事ができます。パピーは「これはなんだろう」とクンクンカミカミから始まりますので、まず怪しいものではない事を認識させてあげましょう。

シャンプー

犬種にもよりますが、汚れが気になる時に洗ってあげましょう。お迎え直後~散歩デビュー前のパピーにシャンプーするのは体力消費とストレスになるので注意。

オゾン脱臭機

空気清浄機でもいいですが、実はホコリや花粉などの粒子を取る役割がメインの家電です。対して脱臭機は臭いの成分を分解するのに特化しているので、単純に臭いを断つ目的には脱臭機の得意分野です。富士通のプラズィオンという機種は効果が抜群なのでオススメです。

体重計

ワンちゃんの体重を量るのは、犬をだっこした時の自分の体重-通常の自分の体重という計算が簡単なので、小型犬でも人間用の体重計があれば十分です。

革手袋

子犬と思いっきり遊ぶために私はホームセンターで作業用の革手袋を買い、引っ張りっこなどの時に装着しています。注意すべきなのは、手袋を着けて痛くないからといって噛まれた時に叱る事を止めてはいけません。噛んだら叱るという事を一貫しましょう。もちろん手に負えない訳でもないワンちゃんを抑制する時の反撃防止として使うことも言語道断です。

以上、お迎え時でも検討すべき道具はかなり多いです。お迎えしたら場合によっては気軽に買い物すら行けなくなるので、しっかり準備しておくと少しばかり余裕を持ってワンちゃんと向き合えます。

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