メロンの無駄遣い
2021年の誕生日を最近迎えた自分へのお祝いに、大好きなメロンを使ってメロンゼリーを作ってみました、その時のレシピを記事にしたのと、調理風景を動画撮影してあります。
母方の実家がとあるフルーツの名産だったのと、私が野菜を全然食べない偏食な子供だったこともあってか、よくデザートにフルーツが出てくる少年時代でした。そのおかげで私はかなりのフルーツ好きです。
なかでも一番好きなのがメロンであり、いつかメロンを贅沢に食べてみたいという願望をずっと持っていたので、今回ついに形にしてみました。
豊洲市場ドットコムの通販で1個2000円程度の熊本県産のメロンを購入し、ただたくさん食べても味気ないので、巨大ゼリーにしてみることにしました。
私が用意した材料は以下の通りです。
- メロン果汁:1200ml
- 砂糖:大さじ4~5杯
- レモン汁:大さじ2~3杯
- ゼラチン:商品に記載されている、指示通りの適量
砂糖とレモン汁は使うメロンの味によって量を調節しましょう。私はこの前にメロン果汁のみでゼリーを作ってみましたが全然おいしく感じられなかったので、相当な高級メロンでない限りは調味料を足した方が良いです。
手順1:メロンから果汁を搾り出す
1玉2kg弱のメロンから大体600~800mlの果汁が取れます。かなりの手間ですが、繊維が混ざらないように果汁を絞り出した方が食感など良い出来上がりになるのではと思います。布などで濾(こ)したり、搾りかすと分離できるブレンダーやスロージューサーなど使うとベストです。
手順2:メロン果汁を沸騰させて調味料を入れる
次にメロン果汁を沸騰させてしばらく煮ます。その間にレモン汁と砂糖などの調味料を加えましょう。
なぜ沸騰させるのかと言うと、メロンにはたんぱく質分解酵素が含まれているので、搾りたての果汁にゼラチンを入れても固まらないからです。沸騰させると分解酵素が壊れるので煮る必要があります。
アガーや寒天で作ると沸騰までさせる必要は無いと思います。個人的に分解酵素さえ気を付ければ適当に粉を入れて固める事ができるのでゼラチンを選びました。料理上手な方は食感の好みで選びましょう。
手順3:沸騰させた果汁を少し冷まして90度以下にしてゼラチンを溶かす。
今度は逆に、沸騰させた液体にゼラチンを入れてしまうと固まる力が弱くなるので、果汁を冷ましてからゼラチンを入れます。適正温度は用意したゼラチンに従ってください。
手順4:型に注いで冷やして固まったらできあがり
ゼラチンを溶かし終えたら後は型に注いで冷やすだけです。食べる時に型から外したい場合は型をお湯で少し温めると外れやすくなります。
感想:フルーツ好き的には普通に美味しいが…
実際に作って食べてみた感想は、北海道のお土産である夕張メロンピュアゼリーを思い出す程度には味も食感も似ているものが出来上がり概ね満足です。しかし、料理素人なのも相まってか、かけた手間相応の美味しさではありませんでした。
個人的には美味しかったと言えるのですが、パートナーにも一口食べさせてみたところ「生臭い、果物の悪い所が出てる」みたいな散々な言われようでした。
簡単に楽しくスイーツが作れますが、雑に作ると人によっては美味しくないようなので、フルーツ好きじゃないとオススメできないかもしれません。
調理動画をアップロードしたのでよければご覧ください。