新作映画『マトリックス レザレクションズ』を観てきたので評価レビューをブログ記事にまとめました。ネタバレはほぼ無しで努めます。
余談ですがゲーマーなので個人的にはリザレクションズの方が聞き馴染みがあります。
まず前提として、本作は過去の三部作の続編ではないと脚本家が発言しており、ひとつの独立した作品であるようです。
不安を覆す出来の良さ
過去シリーズ全作を視聴して、ゲームやアニメのマトリックスまで堪能したファンとしては、公開前のリリースを見た時に不安がよぎりました。
一作目の続きという事前情報や、上述した独立した作品という発言、モーフィアス役のローレンス・フィッシュバーン氏の不在など、興行目的としか思えないような続編が出る洋画にありがちな要素を臭わされたからです。
畳まれる気がしない風呂敷はバイオハザードやターミネーターで体験しているのでとても不安でしたが、その不安感が覆される程度には良い出来でした。
ネオやトリニティーのアクションは控えめであるものの、二十年弱の時を経た最新技術のVFXを駆使した映像は見応えがあります。ただスクリーン映えするであろう、激しいアクションや現実の世界での航行シーンは少な目でした。
ストーリーも過去作が完全に無かった事になったり、仕切り直されている訳ではなく、過去作のファンに向けたメタ的なメッセージ性も織り交ぜて本作のストーリーに上手く溶け込ませ、非常にマトリックスらしいつくりになっています。
楽しめたけど、一抹の寂しさを覚える内容
ファンとしては楽しめる内容なうえ、シリーズ未視聴の人も大まかに世界観が理解できる程度には過去作とのリンクが描かれていますが、単独作品かつ続編への意向もそれほど感じられない結末だったので、少し寂しさを覚えました。
エピローグやもう一つの結末的なスピンオフ、または同窓会的な作品の印象で、ノスタルジーを感じずにはいられなかったです。
それでもマトリックスの世界に更なる厚みを持たせてくれる良い作品には間違いありませんでした。
- 本作の評価をまとめると以下の通りです。
- ファンなら間違いなく楽しめる丁寧な出来
- 映像やストーリー(単独作品)的にスクリーンで絶対観るべきとも言えない
- 新作が欲しいならスクリーンで観よう
- 事前情報通り、スピンオフ・エピローグ・同窓会的な内容