先日、我が家のウェスティへのしつけトレーニングで訪問型のレッスンに来ていただいた時の事です。以前の記事でも書いた通り、犬へのレッスンというよりは飼い主へのレッスンの意味合いが強く、非常に参考になったため、トレーナーさんからいいただいたアドバイスを記事にいたします。
ただ、いくら情報に目を通しても実際のしつけは中々うまくいかないように、実際に信頼できるトレーナーさんを見つけて訪問レッスンを依頼することをオススメします。
やはりペットのお世話を生業としている方なので言葉の説得力が違ううえ、コマンド・褒める時のイントネーションや、しつけ中の所作などとても参考になります。
トレーナーさんの良し悪しがありますが、個人的には飼い主レッスンを義務付けてもよいと考えます。
オヤツは見せない、成功後に取り出す
あらかじめご褒美にあげるオヤツを手に持ったりして見せた状態での指示は、オヤツを持っていないとやらない様になってしまう懸念があるので、指示を実行してもらってから褒めつつ取り出す方が良いようです。
また、オヤツを与えすぎると健康を害してしまううえ、しつけは回数が重要であることから、オヤツはかなり細かく分けてしまっていいとのこと。なので細かくしやすいオヤツが良いでしょう。
コマンドは一回で強制的でも実行させる
関連付けが弱かったり、犬の気まぐれで一度目のコマンドを実行してくれなかった時は、こちらが手を使って介助してでもコマンドを遂行させることが大事です、何度も連呼したり諦めたりすると、聞かなくてもよいものと犬が認識してしまうようです。不要に名前を呼びすぎてはいけないのと同様の理由ですね。
ただ犬が落ち着いていてこっちに注目している時は、一回指示した後に沈黙の時間を作って、ワンちゃんに考えさせるのも効果的なようです。
なるべく立ってコマンドを出す
小型犬だとなかなか大変ですが、飼い主からしゃがんで犬の目線に合わせると、犬におうかがいを立てて指示をしていることになるので望ましくないようです。なるべく自然な状況と体勢でこちらに注目させてコマンドを遂行できるようにしないといけないみたいですね。
メリハリをつけて本気で褒める
5やったら10褒めるくらいの勢いで、メリハリをつけて本気で褒めないと犬も喜びがいが無く、褒める気が無いのがばれてしまうようです。こちらが疲れてても、いつものコマンドでも高いイントネーションとハイテンションで褒めましょう。
リードの合図は上か横
犬がリードを引っ張る場合、こちらも引っ張ると犬の習性からさらに反発して押し進もうとするので、散歩中のしつけはリードを上か横に引いて合図を送るのが大事とのことです。
上記のノウハウを教えられてから、本当に指示が通りやすくなったと感じるので、是非実践してみてください。そして、あまり自分の力だけにこだわらず、プロの力を借りることも積極的に選択肢に加えてみるのがやはり一番です。
料金の相場は日帰りの預かりで7000円以上、一時間前後の訪問レッスンで5000円前後かと思われます。
現代なら熱心なトレーナーさんはブログやSNSなどで積極的にトレーニング・競技会の様子を事細かにアップしているので、参考にするとよいでしょう。