先日の記事で、スプラトゥーン2のガチエリアのウデマエがXに到達したという報告と、そこに至るまでに実行した練習を記事にしました。今回はその逆で、ウデマエがS辺りから上がらない人がやりがちな立ち回りなどを書いていこうと思います。サンプルは、プレイ時間は私の倍近くなのですが、S+からA+辺りを行き来し続けている私のパートナーです。
ウデマエS帯以降とそれ以下のイカの戦い方の違い
本題に入る前にひとつ私個人の感想ですが、ウデマエSの下位パワーと、Sの上位からウデマエXまでの試合には大きな違いがあります。
それはカバーの重要性が上がり、全員で戦わないと厳しいという点です。打開や侵攻の際、極端な単独行動を取るとそこから決壊するという事も少なくないです。
私がスプラトゥーン2で愛用しているブキはホクサイで、前線武器であるためキル数がチーム内で上位な試合が割と多く、A帯までだと20キル以上で飛びぬけて多い事もありましたが、S+に上がってからは20キル以上なんて片手で数える程度しか記憶にありませんし、自分ひとりだけが圧倒的にキルしているという事もあまりないです。
ウデマエが上がることによって、立ち回りの練度、集団での攻守や駆け引きなど戦略のレベルも上がるため、リスキル含め一方的な立ち回りというのが難しくなってきます。
なので、個人的な操作技術はもちろんの事、攻守・スペシャル使用のタイミングやカバー技術が無いと勝率を維持するのは厳しくなってきます。それを踏まえて、ウデマエが上がらない人がやりがちな行動を考えていきましょう。
スプラトゥーン2でウデマエが上がらないイカがやりがちなプレイ
洞察力が心もとない、先読みをしない
あまり周りを見られていない事が多いです。画面端の敵や発射されているインク、イカ移動の波打ちなどになかなか気づいていません。気付く事ができなくても、敵が来そうな方向を警戒できていれば素早く反応できますが、それもあまり出来ていません。
まずは画面上部のメンバー状況の凝視から初めてみよう
改善の第一歩として、上部の画面端のメンバー状況をこまめに凝視できるようになればだんだんと視野が広がるのではないでしょうか。見やすい上に、得られる情報は多いですから効果が実感しやすいと思います。誰かが切断したとか気付くのが遅かったりする人は改善の余地ありですね。
メンバー凝視から派生する目標として、チャクチ狩りがあります。敵のスペシャルが溜まっている事に気付いている状態でチャクチ狩りを狙うと意外と高確率で狩れます。
視界や音の変化に対する反応速度、思考力
こちらは非常に言語化がし難いのですが、視界の隅に見えたものや、いつもと違う音を異変と捉えて、推測する能力もかなり個人差があるように思います。視野の広さと似ているのですが、聴覚も関係するので別項目にしています。
スプラトゥーンで言えば、真横にいたイカ状態の敵や敵インクの飛沫や発射音を気付いてなかったり味方のものだと思い込んでいることはありませんか?
また私の日常生活の経験談で言えば、こちらが家事やお風呂などの生活動作で、PCなどいじっているパートナーの周りを往復したあと「○○したよ~」と呼びかけると、凄く驚かれることがあります。
私の感覚で当てはめると、視界の隅で何か動いている人がいればさほど物音を立てていなくても気付きますし、時間帯やその動きの様子から何をしているのか自分の頭の中でとりあえず処理します。
このような目や耳の良さ、視野の広さとも若干違う、ある種の注意力や神経質さみたいな、兆し(きざし)を読み取る動物的感覚もアクションシューティングには重要な能力であると考えました。
ただこれを鍛える方法については、今までの経験や記憶の中で思い当たるものは今のところありません。
私としては日常生活における悩みの1つなくらい余計な情報を拾ってしまうので、これを後天的に身に付けようとするのはオススメもしません(笑)
とりあえず音を正確に把握できるように、安価のものでもよいのでイヤホン・ヘッドホンをしてプレイするのがオススメです。
悪い癖がついている。例:撃ち合いの初手でボムを投げがち
これはサンプルが身内しかないので何とも言えませんが、身内はわかばシューターやZAPをよく使うので、よくボムを投げます。よくボムを投げすぎて、敵の死角が取れて後は近付いて倒すだけだって局面にまずボムを投げてしまい、気付かれて撃ち負けたりしています。
ボムは投げた時の高い音で位置バレがしやすいですよね、試合開始の初動で牽制として投げまくるぶんにはいいですが、思考停止してしまうと悪癖になります。
たぶんこれだけじゃなく、ウデマエが上がらない人というのは、恐らくあまり効果的ではない定石を無意識に作ってしまっていると思います。
常に模索する事が大事
これに関しては、常により良い方法は無いかと模索し続ける事を意識しないといけないですね。一番手っ取り早い方法は、他人を参考にする事でしょうか。
前回の記事でも書きましたが、他人のスプラトゥーン2の配信や実況動画を見て良かった所を真似したり、敵にやられて嫌だった事や、意外にうまくいった事とかを試合後に振り返るのが必要だと思います。
劣勢の時に裏取りをしがち
劣勢での裏取りは刺さりません!劣勢という事はチーム戦で押されているという事で、チーム戦で押されているという事は、裏取りで戦場から一時離脱するという行為が負けに繋がるという事です。
4対4の試合が、裏取りによる離脱よって1と3対4になります。数秒~10秒前後は劣勢の上に人数不利を味方の手によって押し付けられる事になります。裏取りによって1人キルできても、やっと前線がイーブンになるだけです。
劣勢の時の裏取りなんて、大抵は塗りの状況も悪いので裏取りもあまりスピーディーにできません。どうしても裏取り主体の戦いをしたい場合は、カーリングボムを持ったブキや、マニューバーやパブロなど機動力に長けたブキを持つ必要があるかと思います。
使う武器を変更しがち
戦績が悪くなるとブキを変えたり、長射程を持ってみたり、上手な配信者さんに影響されたブキを持ってみたりなどは、ガチマッチのウデマエを上げる事を最優先の目標とする場合は不要な行為だと考えます。
別ブランドや同種のブキに持ちかえる程度なら良いですが、射程どころか攻撃方法まで変わってくると相当な熟練者じゃないと厳しいと思います。立ち回りが変わるだけでなく、個人的な感覚ではマッチングの傾向も変わってくると思います。
飽きるという理由なら仕方ないですが、相性を抜きにすると、基本的に一番長く使っている武器が自分が現状で一番使いこなせているブキになりますよね。
スプラトゥーンはどのブキにもある程度の短所はあり、その短所を埋め合わせるのは自分のテクニックしかないと思います。1日に何時間でもプレイする余裕がある人なら色々なブキを練習しても良いですが、そうでない人が思いつきでブキを変えても付け焼刃にしかなりません。
私は時間をあまり多くは割けないですし、ホクサイが遊んでいて一番に楽しいブキなので使い続ける事は苦痛ではありません。
おわりに
上述したように、ウデマエがS+以上になると根本的なプレイスタイルや、視野などの感覚器官にまで意識が必要になってくる世界だと思います。もちろん無意識に出来る人や、このゲームと相性が良い人も居ますがほんの一握りではないでしょうか。
ウデマエXに到達した感想を追記するなら、さらに上を目指すには今まで以上にリソースを割く必要がありそうという事です。私は多趣味なのでかなり悩んでいます。要約すると、ガチマッチは面白いけどしんどいですよね。
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ゲーム実況プレイや配信を見るなら常に盗む努力をしよう【スプラトゥーン2】 【スプラトゥーン2】ウデマエA帯、S帯、S+を勝ち上がる練習法、Xまでの道筋私のTwitchにてプレイ動画を実況配信しており、Youtubeにアーカイブもアップロードしているので、気になる方は是非ご覧になってください。よろしければフォローもお願いいたします。
参考 Hirocune - Twitch