糖度がギネス級の桃を買ってみた
ついにやっちゃいました、テレビで見てからずっと食べたいと思っていた1個5万4000円の桃を買って食べてみたので、レビューと感想を記事にしました。
福島にて古山浩司さんが営んでいる『古山果樹園』ではギネスを目指して糖度を追求している桃「とろもも」が作られています。
収穫される桃の中でも一定以上の糖度が保証されているものは特に高価格かつ1個単位で販売されています。
実は古山果樹園で売られている高糖度保証の桃の中では5万円のものは最低ランクで、糖度20度以上が保証されています。
公式オンラインストアでは糖度23度以上が10万円、25度以上が50万円、30度以上が100万円、35度以上が200万円です。コンプリートするくらいの懐になりたいものですね。
参考 古山果樹園オンラインストア匂いが普通の桃と圧倒的に違う
届いたとろももですが、大層な箱が付いて送られてきました。1玉5万ですが収穫した桃が小玉だったとのことでサービスで2玉送っていただきました。
もう箱を開けた瞬間から甘い香りが凄いです、果物の香りというより砂糖やクリームを使ったようなスイーツの香りも感じさせるレベルです。
桃ひとつにつき、糖度計の写真と古山さんの直筆サインが書かれた糖度証明書が同封されています、シュールさも感じられる徹底ぶりです。
食感は普通の桃で、シロップ漬けより甘い
実際に食べてみた感想は、期待値が高すぎて一瞬そこまででもない…?と感じたものの、噛めば噛むほどフルーツの甘味が溢れ出てきて本当に美味しいです。
甘いフルーツは熟れて柔らかいという印象がありましたが、食感自体は普通の桃とそれほど変わらず、それなのにめちゃくちゃ甘いので驚きでした。
通常のシャインマスカットの糖度が18度前後ですが、数値通りそれ以上の甘さが感じられました。
砂糖の人工的な甘さではなく、蜜みたいな自然な甘さでコーティングされていて、さらに果肉の中から滲み出てくるといった感じでしょうか。
スーパーで売られている普通の値段のフルーツは甘味がない瞬間もありますが、とろももは口に入れているあいだ中ずっと甘いです。シロップ漬けなんじゃないかと思うくらいです。個人的にはシロップ漬けより甘いと感じました。何度も言いますがとにかく甘いです。
フルーツ好きにはオススメ
かなり思い切った出費でしたが、普通の桃とはまったく違う別の食べ物に近く、唯一無二の体験だと思います。
5万は行き過ぎですが、高級フルーツって普通の値段のものと本当に一線を引いているので、フルーツが好きな人は是非食べてみましょう。他に紅まどんな(愛媛まどんな)なんかもオススメです。
フルーツだけ生活やってみた、一週間ゆるくフルータリアン。 『アテモヤ』という珍しい果物を食べてみました。