年齢を重ねるごとに趣味や好きなことが増えている私ですが、興味・関心が深まる理由を自問自答してみて、その答えを記事にしました。趣味や好きなことを増やしたいと思っている方の助けになれば幸いです。
とりあえず体験してみる
一番大事なのは、機会があれば話題のものは何でも触れてみるという事です。
当たり前の事といえばそうなんですが、人によっては何気にハードルが高い事ですよね。時間やお金といったリソースを消費するという意味だけではなく、悪い第一印象が邪魔をするというメンタル面の障壁も大きいです。
たとえばタピオカミルクティー流行のニュースを見て「あんなものに並んでバカみたいだな」と思うと、機会があっても進んでタピオカミルクティーを飲もうとは思いませんよね。ただタピオカミルクティーって美味しい所は本当に美味しいです。
私も斜に構えつつ、たまたまお店が空いていたので飲んでみると、しっかりした紅茶の香りに甘さと食感がマッチしていて、これ流行るし並ぶわ…って思いました。
漫画とかのコンテンツでもそうですよね、ビジュアルが受け付けないな~って思っても内容めちゃくちゃ面白いなんて日常茶飯事です。
誰にでもイメージ面での好みはあって、パッと見で好きじゃなさそうだと思う事はたくさんあります。でもそんな悪い先入観を抱いていても、ちょっとだけ試してみようかなと思える考え方があります。
それは「人気の物には必ず理由がある」です、悪い印象を抱くと「これはきっと(自分にとって)良くない物だ」って方向に気持ちが自然と傾いてしまいがちですけど、たくさんの人に良い物だと評価されているから人気なんですよね。
なので良くない物と決め付けて見て見ぬ振りするよりも、実は良い物かもしれないと考えて踏み出した方が、新たな好きな物に出会える確率が高くなります。
好きな理由を分析する
次に大事なのは、いま自分が好きな物の好きな理由を可能な限り細かく分析することです。
たとえばチョコミント好きの人がチョコミント味という情報を認知してなかったら、他の同じ味の食べ物を探しても、探す目印が無いので出会える確率はかなり低いです。
「これ美味しいな、この味が好きだな、チョコミント味って言うのか」と分析・理解する事でチョコミントの食品を探す事ができて、楽しみが広がります。
上記の例えは凄く単純化したもので、好きな要素を細分化して理解を深めると、自分の好みに対するアンテナの感度が上がり、共通の要素を持っているコンテンツなどを探しやすくなるということですね。
この考え方は皆さん日常的に「作者が好き」「ジャンルが好き」「演者が好き」みたいな感じでやっているかと思いますが「じゃあ何でこの○○が好きだと思うんだろう?」と掘り下げていくことが大事です。
共通の要素を通じて、興味・関心は枝分かれ状に広がっていきます。そして全く同じ物はこの世に殆どありませんから、枝分かれした先の物で、新たな面白みを感じ取れれば、自分の世界が広がります。
「物の捉えかた」がやっぱり重要
結論としては、やっぱり物の見方・捉え方をポジティブな方向に傾けるということでしょうか。表面的には苦手な物でも、その中に自分が好きな要素を見つけられれば印象は大きく変わります。
自分の「好き」をよく理解し、過去から現在の好きをもとに、また新たな好きを見出す事が出来れば好きな物がどんどん増えていきます。人生を通してそれを繰り返して、身の回りを好きな物だらけに出来たら最高に楽しい人生になりますね。
趣味や好きなものを複数持っていると人生がもっと楽しい! 趣味や娯楽への興味・関心を妨げる気持ちは何?素直に好きな物を楽しもう