食べられない激辛のスタンダード
今更ながらペヤング獄激辛やきそばfinalを実食した感想を記事にしました。以下は食べている最中の私の実況動画です。お見苦しいシーンがあるので注意してください。
私がこのペヤング極激辛ファイナルのトレンドを知ったのは5月くらいで、純粋に好奇心で食べてみたいと思いました。
激辛ってコンテンツとしては面白いですが、辛さの共感がし難いなぁと前々から思っていて、そこに人気商品かつ、多くの人がギブアップしてるらしい本商品を見て、食べられない辛さのスタンダードになったそれを食べてみたいと思った次第です。
発売が3月だったのでブームは落ち着き、コンビニやスーパーを探しても見つからず、仕方なく転売業者から通販で購入しました。
入念な準備
まず激辛を食べると言ってもなるべく体調を崩したくはないので、一週間ほど前から準備をしました。
まず毎日乳酸菌飲料を飲んで腸内環境を良くし、なおかつ前日から胃粘膜を保護する成分を含むキャベツを食べ、飲むヨーグルトを購入。
牛乳でも良いようですが、味や口当たりの好みから飲むヨーグルトにしました。
そして実食の直前にも飲むヨーグルトをひとくち飲み、テーブルにはウェットティッシュと普通のティッシュを用意、かたわらにゴミ袋と、万が一の嘔吐用の袋も用意しました。
一口目の余裕と、徐々に喉まで来る辛さ
そして実食、直前の飲むヨーグルトが効いたのか、1〜3口目は口内の粘膜の痛みはそうでもなく、辛さの裏にあるペヤングやきそばの味を感じる余裕までありました。ただ唇は1口目から激痛が走り、食べるごとにウェットティッシュで口を拭かざるを得ない痛みでした。
思考停止して6口目で全体の7割くらいを食べた当たりで辛さがピークに達し、口内の隅から隅、喉に至るまで細い針で突かれているような、また痺れるような痛さが走り手が止まります。
いきなり訪れるゲロと奇跡
思考能力が低下してリアクションが取れなくなります、平衡感覚が弱まりめまいのようなクラクラする感覚に襲われ、いきなり吐き気が襲ってきたので用意していた袋に出しました。
本当に用意していて良かったです。
幸い食べたものは出ず、大量の胃液のようなものを吐くだけでした。驚いたのはその後で、胃液を吐いたらそれまでの喉と口内の痛みはほとんど無くなっていたんです。
胃液のおかげなのか、吐いた事によってアドレナリンとかが出たのか分かりませんが、とにかく怪我の功名でした。
なんとか完食
その後も口内の痛みはほとんど引いて、残りのペヤングもあと僅かなのですが、本能的なトラウマで次の一口までにかなりの時間を要しました。
テレビ番組などで、あと少しでギブアップしてしまう芸能人などの気持ちがよく分かりました。体調崩すのもあと一歩なのに食べようと思うメリットがありません。
それでも私は口内の痛みは無くなっていたので、飲み物で流し込むという反則技を使ってなんとか完食できました。
食後からのトイレは地獄
予想外の回復のおかげで完食を果たし、その後は安静にしていたので腹痛もそれ程ではありませんでしたが、数時間後からのトイレはお尻の穴をライターで炙られているような激痛が走り、便意があるのか無いのか分からない状態になりました。
翌日が地獄という方が割と多いようですが、お通じの良さにもよると思います。
喉元過ぎればですが、入念な準備と僥倖によりトータルで楽しかったです。
予測検索では病院や死亡など物騒な言葉が並んでいますが、個人的にはそこまでではないものの、ガチで体調を崩すスペックは持ち合わせているので、安易な気持ちで食べるのはオススメしません。