口コミ・レビューの見方のコツ

信頼できる口コミとはどういうものか考えました

インターネット上で様々な商品やサービスのレビューを残したり、事前に評判をチェックすることが一般的な社会になってきました。しかしそれを逆手に取った自作自演やスパム・やらせの不正行為による意味の無いレビューなども増えてきて問題になっています。なので今回は、信憑性の高い口コミおよびレビューとはどういう物か考えてみました。

とりあえず全て話半分の参考程度に聞く

まず前提として、どんなレビューでも話半分で聞いておく事にしましょう。好みや気になる所は人それぞれなので、世間一般では高評価でも自分は苦手、またその逆も往々にしてある事です。

内容が無い評価、攻撃的な評価は信用してはいけない

コメントが無かったり一言だけといった口コミはノーカウントにしましょう。自作自演の可能性もありますし、どういう基準・価値観なのか、どういうタイプの人なのか等といった投稿者の人物像が全く分からないからです。

逆に5W1Hが含まれている内容のある口コミは当たり前ですが信頼度が高く、さらに人物像が詳しく分かるようだと自身の立場とすり合わせて評価を吟味することができます。

他には人格否定を行っているなど極めて攻撃的だったり、支離滅裂で意味がわからない低評価の投稿は無視しましょう、いわゆるモンスタークレーマーの可能性があり、自分の思い通りにならない事があったから癇癪を起こしているだけで、評価を受ける側に非は無い可能性があります。

長期的に評価を上げているものは信頼度アップ

よくある自作自演や依頼型のやらせ評価は、同じような内容の高評価が短期間に一気に付けられる事が多いです。そういった評価は裏で提供者が動いている可能性を疑いましょう。逆に低評価が一度にたくさんつけられている場合も疑わしく、提供者を単に攻撃したいだけのアンチなどの可能性があります。

有名なメーカー・作家・シリーズの各種メディア作品なんかは、発売直後は口コミと言うより議論の場になっている事もよくあります。このような口コミは発売直後は参考にせず、あまり肩入れのない人の評価が増えてきてから参考にしましょう。

病院や飲食店などのサービス施設の口コミにおいては、数週間~数ヶ月おきといった断続的かつ長期に渡って良評価が付いているような所は安心できますね。

投稿者の気持ちと人物像を考える

口コミの取捨選択で一番大事なのは、やはり投稿者がどういう人なのかを読み取る事です。大らかな人なのか神経質な人なのか、ミスやアクシデントをその場で解決するのか、不満として抱えるのか、過度に期待していて期待が外れたのか、期待していなかったら予想以上だったのか。

このようにレビューに影響するような性格やテンションは十人十色です、それが読み取れるほど中身のあるレビューもそれほど多くは無いですが、全体の平均点だけを見るのではなく、個別のコメントをよく吟味して、自分が大事にしている判断基準を参考にすることが失敗を減らすコツになるかと思います。

今後は動画レビューが主流になるかも

文字での口コミの信憑性があまり強くない現状と、通信速度の向上やユーザビリティの優位性を考えると、これからはYoutuberだけじゃなく一般の方々も動画レビューを残す時代が来るかもしれませんね。動画と言う動かぬ証拠を気軽に残されるのは、サービス提供者にとってはあまり好ましくない未来かもしれません。

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