HSPかも?刺激に敏感で感受性が強い繊細な方は要チェック

五感や洞察力が鋭くて繊細な人はHSPかもしれません

社会生活において、音や眩しい光に敏感だったり、人の感情の揺らぎを敏感に感じ取って余計な心配をしてしまったり、人から作業を見られる事に強いストレスを感じ、手が止まったりする事に心当たりがある方は、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)かもしれません。今回はそのHSPという個性について簡単にまとめました。

HSPの特徴

HSPとは、生まれつき感受性や共感力が高く、良くも悪くも外部からの刺激に敏感で影響を受けやすい、感情移入しやすいという特性をもつ人々の事です。

ポジティブ・ネガティブを問わず外部刺激に敏感なので、嫌なことだけでなく楽しい体験でも刺激による疲労が蓄積し、不機嫌になったり体調が悪くなったりします。

上記のような繊細さであるため、仕事や作業を遂行するうえでの環境は静かで落ち着いた環境を好む場合が多いです。また他人からの監視に強いストレスを覚え、本来の能力が発揮できない事があります。

ただそのぶん適切な環境下では高いパフォーマンスを発揮できるうえ、五感が敏感であるため洞察力が鋭く、本来の気質から思慮深く想像力に富んでいるケースが多いという強みも兼ね備えています。

HSPを自覚する私の性質

私もHSPの傾向が強い事を自覚しているのですが、上述した特徴にとても当てはまります。子供の頃はお祭りなどの楽しい空間でも、友だちの家族に連れて行ってもらうなどのいつもと違う境遇に居ると、気持ち悪くなって嘔吐をしてしまう事がたびたびありました。

成人してからも、体調が完璧じゃないと楽しい体験の直後にさほど理由も無く機嫌が悪くなっていったり、後ろで作業を見られていると全く作業が捗りません。また、仕事が溜まっていても他人にそれを割り振ること自体が面倒なタスクと思っているので、信頼関係がそこまで無い人に手伝っていただくより時間がかかっても1人で片付ける方がマシと考えています。仮に周囲が手を貸してくれる様子が無くても全く気にしません。

極度に内向的という訳ではなく人と話すのも好きな方ですが、人が何を考えているか気になってしまうので少人数での会話は緊張してしまいます。

HSPかチェックできる診断サイト

自身がHSPの傾向が強いかチェックできる診断サイトはいくつかあります。いずれも数十問の質問に答えていく形で、HSPの度合いを調べることができます。前者のリンクは最初にHSPという特性を提唱したエレイン・N・アーロン博士によるチェックリストです。

参考 Are You Highly Sensitive? 参考 HSP診断テスト - 選ぶだけの簡単セルフチェック

HSPが持つ特性への対処法

感受性の高さは見方を変えるとストレスへの耐性が低いとも言えてしまいますが、悲観的に捉えるのではなく、まずは自分自身のこの気質を理解してそのまま受け入れ、ストレスを溜め込まず自身の特性を活かせるライフスタイルを送りましょう。

HSPの方は知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまい、身体的な疲労が蓄積するペースよりも早く精神的に疲弊し、オーバーワーク気味になる事が多いです。これを解消するために、一日に数回は5~10分程度の瞑想や仮眠を定時に行うようにすると心身ともに充実して過ごせると思います。

HSPの適職

個人的な経験から申しますとHSPの方は環境によってパフォーマンスが大きく変わり、適切な環境下に居ると人一倍のパワーを発揮できます。社会人の方は職場環境を重要視して、業務内容は黙々とできるシングルタスクの仕事を中心に探されると良いと思います。

ルーチンワークはミスも少なく実績を挙げられる可能性が高いですが、完全に機械的な作業になるとその気質から余計な事で頭がいっぱいになってしまうので、ルーティンの中に何らかの計算や洞察力も必要とする業務だとHSPの特性を余すとこなく発揮できます。

私は過去に、アルバイトとしてとあるサイトにおける不正行為などの監視を行う業務に就いたのですが、異例のスピードで正社員の次期管理者候補にまで昇進しました。これこそルーチンワークと洞察力の業務で自分の天職の一つだったと思っています。

ただ管理者候補にまで昇進してしまった結果、チームメンバーの教育や業務指示を出す役割が中心となり、他者との関わりを含むマルチタスクである管理業務と激務な環境に心が耐え切れず退職する事にしました。HSPは管理職が向いていない可能性が高いので昇進の話をいただいた際は注意してください。

HSPは精神疾患や病気・障害ではなく個性

HSP自体は病院で診断書が発行されるような疾患とか、先天的な障害ではありません。その人の気質であり個性です。ただストレスに敏感であるがゆえに二次災害的にうつ病などの精神病や、ストレスからくる身体的な疾患にかかりやすいかもしれません。

HSPの方の割合は5人に1人程度で、その繊細さが周囲の理解を充分に得られるまでには時間がかかります。自分自身をケアする事を念頭に置きつつ、色々な事に触れて豊かな感受性を育てていきたいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA