『DEATH STRANDING』感想・レビュー。慣性と感性と完成度が凄い!

『デススト』コジプロ最新ゲームタイトルをレビューしました。

期待のコジプロ最新ソフト

11月8日本日発売の、小島秀夫監督が率いる小島プロダクションの最新ゲームタイトル『DEATH STRANDING』通称デスストをダウンロード購入して2時間ほどプレイした感想と評価を記事にいたします。

あらすじとしては、デス・ストランディングという現象やBTという驚異によって、物や人の繋がりが保てなくなり分断した世界で、運び屋に携わる主人公のサム・ポーター・ブリッジズと世界の物語という感じです。

グラフィックが最強

やはり小島監督のゲームと言えば最新鋭のグラフィックであるように、圧倒的な解像度の人物と世界が広がります。誇張とかじゃなく風景の映像は実写と見紛うほどでした。人間も肌の質感がはっきりと表現されています。

また、雨や涙もこのゲームにとって重要な要素なのですが、肌に当たる雨や流れる涙の質感も本当にリアルで感動します。ムービーと操作の遷移もシームレスで没入感が高まります。

キャラクター操作が楽しい

オープンワールドな広大な自然を行き来して物などを運ぶのがゲームの中心となりますが、とにかくサムを操作すること自体が楽しいです。

本ゲームは物やキャラクターに慣性の要素が盛り込まれており、急な傾斜を下ったり、重い物を背負って右往左往するだけでサムがバランスを崩して転びそうになるので、踏ん張るボタンを押してバランスを取る必要があります。

その地面の形状に合わせてサムのバランスが崩れるのが非常に人間らしくリアルかつ可笑しいのでサムを動かしているだけで結構楽しいです。小島監督の遊び心が垣間見える要素でした。

こちらは普通に移動する事すら難しいという程ではなく、従来のアクションゲームの操作感も残しつつ、上手にリアルに寄せているのでストレスは溜まりません。

繋がりが楽しい

インタビューなどの事前情報によると、オンライン要素で広大な自然にけもの道ができたり、はしごやロープ・アイテムなどの設置物が共有されるとのことですが、短時間のプレイでもその感覚を体験する事ができました。

参考 『デス・ストランディング』は他者と距離を置くことで人にやさしくなれるゲーム。小島秀夫監督インタビュー - ファミ通.com

広大な自然が相手なので、川や崖など通れるか心配な場所もマップで確認しつつ向かうのですが、そこにハシゴがかけられていたり、ロープが設置されていたりすると本当に嬉しい気持ちになります。

そしてそのようなギミックに対して現実のSNSのように「いいね」を送ることができます、また、荷物を届けた際に荷物の状態(配達中に転んだりすると荷物が劣化する)によってサム自身にも「いいね」が貰えます。

いいねが溜まることによるメリットなどは今のところ無さそうですが、このシステムによって何となく自分も今後のプレイヤーの役に立つ何かを残したくなったり、丁寧に任務をこなそうという気持ちにさせられるのは間違いありません。

本当にまだ導入部分しか遊べていませんが、この時点で魅力に溢れたゲームであるということを体感することができました。世界観やストーリーもかなり重厚であることが期待できるので、とてもオススメのゲームです。

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